とりわけ2013年の1位に輝いたKasim Sultonは、正に長年待ち侘びた奇跡のCD化。2014年の1位も全く同様ですが、2013年にイギリスのマイナー・レーベルから再発されていたことに気付くのがちょっと遅かったため、1年ズレてしまいました。結果的に、どちらも年間ランキングで1位にすることが出来ました。😃2013年に両方とも入手していたら、どっちを1位にするかで、相当悩んだことでしょう。😞
それでは、レアCD部門のランキング発表です。
Rank Artist / Title Original Release Year Reason to rank in
- Grace Slick / Dreams
1980
Jefferson Starship下船中に出したソロ2作目 - Justin Hayward / Night Flight
1980
多くのMoody Bluesファンにソッポを向かれたソロ2作目 - The Alan Parsons Project / The Complete Albums Collection
2014
Polydor&Aristaから発売された全オリジナル作品に、未発表アルバム“The Sicilian Defence”を加えた文字通りの全集 - XTC / Skylarking (corrected polarity edition)
1986
2010年にアナログ盤で出た極性修正版の2014年待望のCD化 - Easy Star All-Stars / Dub Side of the Moon
(Anniversary Edition) 2014
2003年の初版に2曲追加の新装盤(在庫切れのためリンク先は初版盤) - 高野寛ソングブック~TRIBUTE TO HIROSHI TAKANO~
2014
Todd Rundrenの「虹の都へ」が秀逸すぎて完全に浮いた存在(もしかしてだけど~、もしかしてだけど~、“[Re]Production”用にレコーディングしてあったんじゃないの~?)
- カーペンターズ / シングルズ 1969-1973
1973
国内版CDで発売されたのは。ひょっとして2014年のこれが初めて!? - ランディ・ニューマン /
小さな犯罪者 1977
2012年タワレコ限定販売で再発 - ニュー・イングランド /
失われし魂 1979
2012年ユニバーサルによる正式なCD復刻盤 - Todd Rundgren / Runt + The Alternate Runt
1970
最初からこのスタイルで出して欲しかった
おっとココにも1枚、メジャー・レーベルのマイナー・レーベルいじめに遭った作品がありましたね。9位のNew Englandです。2011年11月にエアメール・レコーディングスから国内盤が出ています。その僅か2ヶ月後にユニバーサルからSHM-CD仕様で再発って、酷い話じゃありませんか?まだMCA/ビクターだった1993年に、一度国内初CD化盤を出していますけどね。
ただし、エアメール盤はボーナス・トラック入り2011年リマスターで、わざわざLP盤を内袋まで忠実に再現した紙ジャケット仕様でした。一方、ユニバーサル盤はボーナス・トラック無しのSHM-CD仕様で、エアメール盤=2,600円(税抜)に対して1,714円(税抜)という文字通りの廉価盤でした。一応、メジャーがマイナーにちょっとだけ配慮したようですね。
ここで重要なのは、盤質(素材)よりも音質(マスタリング)です。後者は米Infinity Recordsのマスターテープをデジタル化したものというだけで、リマスタリングによる音質向上は図られていない模様です。早い話が、1993年盤の音質そのままという訳です。最近はリマスター盤が必ずしも良い音質とは限らないということが、周知の事となってきました。前者のリマスターがどうなのか?非常に気になるところです。
どういう訳か、SunHeroはMCA/ビクター盤は持っていますが、エアメール盤は存在すら知りませんでした。知っていたら、高くても絶対エアメール盤の方を買っていたと思います。例え音質が芳しくなくても、ボーナス・トラックと紙ジャケットなら許してあげられそうだからです。しかも、前述の仮説が本当なら、ユニバーサル盤を買う必要は全く無かった訳です。今頃気付いてもToo Late!😖
あっ!そうだ!来月、誕生月なんで、プレゼントして頂けたなら、最高に嬉しいです。入手可能なサイトがありましたら、教えて頂けるだけでも有り難いです。コメントやトラックバックでお知らせ下さい。そういう情報、大歓迎です。
この記事へのコメント