最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。 (2014日本 R15+)

「妹ちょ。」劇場外看板SunHeroは松沢まりの原作コミックもTVアニメも知らなかったが、通称「妹ちょ。」(いもちょ)として知られるHなラブコメディ「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」が映画化された。しかも、昨年映画化された「スクールガール・コンプレックス」の原案写真集で知られる青山裕企の初監督作品(伊基公袁との共同監督)だった。映画公開と相前後して発売の橋本甜歌と繭の写真集やDVDのジャケット写真も、当然ながら氏の撮影だ。そうなると、映画自体の撮影に一体どれほど関われたのか?

フェチな写真を芸術の域に高めたことで写真家として有名になったが、単なる女子高生フェチではないことは、「ソラリーマン」シリーズや、やっぱりという感じで最近発売された「スクールボーイ・コンプレックス」等で明らかだ。要は視点がフェティッシュだという訳だが、この映画に関しては、他人が撮った「スクールガール・コンプレックス」のようなフェチさは微塵も無くて、往年のソフトな成人映画にしか思えなかった。どうやら、元々AV監督である伊基公袁(Iggy Coen)の作風が反映したようだ。

主演はジュニア・アイドルとして人気を博した「てんちむ」こと橋本甜歌で、役名の神前美月で主題歌も歌っている。美月に憑りつく幽霊役で、モデルでタレントの繭(デビュー当時の芸名は三井麻由)が共演し、二人のレズシーンが見所というフレコミだった。そういうわけで、「R15+」指定になってしまったが、逆に言えば、それほどエロくはないということだ。

実は初日舞台挨拶上映に申し込んだが、見事に落選してしまった。已む無く前売券を買ったら、公開から一週間後の5/24の最終上映回が、“なんちゃって4D~妹の香り付き上映”ということになった。上映後には、橋本甜歌・繭・伊基監督・主題歌をプロデュースしたtofubeats氏を迎えて、ちょっとしたイベントも行われる。しかも、初日舞台挨拶のようなチケぴを介した高額鑑賞券など不要の通常料金で参加できる。前売券だってOKだ!

ただし、前売券の場合は、当日朝から引き換え可能な指定席券と引き換える必要がある。早起きは苦手だが、alanのコンサートの前に寄って、少しでも有利な席を確保することならできる。という訳で、正午頃に池袋シネマ・ロサで指定席券に引き換えてから、alanのコンサートに行った。実は、alanのコンサート、夜公演の抽選予約に落選して、泣く泣く追加発表になった昼公演を見に行くことにしたが、おかげでこの特別上映イベントに参加できた。

でも、「妹の香り」って何だったんだろうか?全然わからなかった。それでも、最前列にマスコミのいないイベントは、本音トークっぽい発言もあって、なかなか面白かった。事前にTwitterで募集した「妹に言って欲しい一言」は、会場で録音させてもらえる訳でもなく、一瞬で終わってしまう呆気ないものだった。

イベントの終わりの方で、次のイベントの開催が告知された。6/1に「写真集発売記念イベント」だそうだ。14:45の回を見ることが条件で、上映後に橋本甜歌・繭の直筆サイン写真集の販売があり、両方とも買うと2人に挟まれた3ショット・チェキがもらえるそうだ。悔しいのは、映画サービスデーだから、前売券よりも安い1,000円で済むということだ。もちろん、写真集は各々2,916円もしますよ。

映画に関しては、原作漫画のファンだけでなく、原作者自身も不満を表明している。すべてが事後承諾で、文句を言ってもどうにもならない状況だったそうだ。KADOKAWAって、相変わらず強引なのね。それに、DVDも写真集も、み~んなKADOKAWA。映画は結局「客寄せパンダ」だったのか?次はいよいよ映画のDVD・Blu-ray化で、もうひと稼ぎですね。だったら、なぜ上映館が池袋シネマ・ロサなんだろう?角川シネマで上映すればいいのにねぇ。

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