Peter White @Cotton Club, May 8,2013 (through the courtesy of HMV ONLINE)

東京駅丸の内南口から徒歩3-4分、三菱電機本社ビル(a.k.a. 東京ビルTOKIA)の2階にあるCotton Clubで、ついにSmooth Jazz界の名ギタリスト=Peter Whiteのライブを鑑賞する機会を得た。2000年代に入ってから既に3度も同会場で来日ライブを行っているそうなので、4度目の正直と言ったところだろうか。東京中央郵便局が新装オープンしたおかげで、東京駅からKITTEの地下街を抜けて行けるようになって、雨天でも傘要らずだ。

HMV Onlineが輸入CD3枚以上で最大30%offのキャンペーンを行った際に、しばらく疎遠になっていたDavid BenoitのCDなどと一緒に、Peter Whiteの2012年の新譜を購入したのが、そもそもの始まりだった。Peter WhiteのCDが同時開催中の別キャンペーンの対象にもなっていたことは、HMV Onlineから招待状が届いて、初めて知った。

正確には、5月中にCotton Clubで開催されるライブなら、何れかワン・ステージのミュージック・チャージが2名までタダになる招待状だった。当然行くなら、5/8-10のPeter Whiteだ。どの日も平日なので、1st showは18:30、2nd showは21:00スタートだった。友人・知人に声を掛けたが、1stじゃ早過ぎるし、2ndじゃ帰りが遅くなり過ぎるということで、結局独りで行くことになった。

5/10は映画祭とかち合ってしまったため、初日の5/8にした。この際だからと奮発して、二公演とも観ることにした。招待状は2nd showで利用することにして、1st showはミュージック・チャージ込のディナー・プランにした。谷村有美の時には断念した肉料理のコースだった。前菜2皿に、メインが牛ヒレ・ステーキ、そして、デザートという内容だ。

KITTE経由だと、1階入口脇にある出演者の看板の前は通らない。うっかり2階へ直行しそうになったが、一旦外へ出て、しっかり写メを撮った。露出調節に手こずってしまったため、Cotton Clubに着いたのは17:15頃だった。当然のことだが開場済で、受付には誰も並んでいなかった。名前を告げて予約内容を確認すると、2nd showもなるべく早い番号で案内しますと言ってくれた。実際、1st showの受付番号は「8」だったが、2nd showはナント「1」だった。

客席エリアに入ると、既に最前列の中央2テーブルには男女ペアが座っていた。間近で見るのは2nd showの楽しみとして、1列後の6人掛けテーブルの一角に陣取った。相席になったのはOL4人組だったが、場馴れしている感じで、目障り・耳障りなことは一切なかった。

料理も飲み物も割と段取り良く提供されて、開演前までに全部済んでしまいそうなペースだったが、唯一デザートだけが開演後になってしまった。写メが撮れなかっただけでなく、どんな盛り付けだったのか、見て楽しむことができなかったのは、とても残念だった。。

18:05頃、場内が暗くなると、バンド・メンバーがスタッフに誘導されて、ステージに現れた。オープニングを飾ったのは、Peter Whiteがソロ・アーティストとして世に出るきっかけになった”Promenade”だった。SunHero的にも、Basiaのコンサートで初めて耳にして、即座に魅了されてしまった想い出の曲だ。

アンコールなんて野暮な演出はせず、約70分のショーに目一杯の曲を詰め込んでくれた感じだ。サックスのMichael Pauloと一緒にステップを踏んだりして、陽気なイギリス紳士振りも楽しかったし、ライブの締め括りはナントMichaelの曲だった。”Also Sprach Zarathustra”(ツァラトゥストラはかく語りき)をモチーフにした曲で、Michaelは客席の中へどんどん入って行って、サックスを吹き捲った。

2nd showでは最前列中央下手寄りのテーブルに陣取った。そこは目の前を演奏者たちがステージに上がる登り口になっているからだ。中央上手寄り(=隣)のテーブルの客がCDブックレットをズラリと並べていたので、SunHeroもサイン会用に持参したCDをテーブルに置いた。

Peterは次曲の紹介の際に、収録アルバムのブックレットを指さして、持参した客から手渡されると、おどけた表情で客にアピールしていた。その客が最新アルバムだけ持って来なかったおかげで、SunHeroが持参したCDにも度々出番が回ってきた。

1st showの時は客席内でサイン会を行っていたようだが、2nd showで少しでも良い席を確保したいという思いから、まずは1st showの会計をサッサと済ませてしまおうと出てしまったが、2nd show後のサイン会は会計カウンターの隣の物販コーナーで行われた。というか、そこで客やメンバー同士で雑談していた。

SunHeroが会計を済ませた時、Peter Whiteの周りには別の客が居たので、キーボードのGregg Karukasと雑談していたMichael Pauloに話し掛けてみた。実はPeterをBasiaのコンサートで見るよりも前、ジャズ・ピアニストのDavid Benoitのライブに同行していた彼の演奏を聞いていたからだ。彼もそれが初訪日だったので、当時を思い出しながら、SunHeroのタドタドしい英語に熱心に耳を傾けてくれた。恐る恐るPeter WhiteのCDを手渡すと、二人とも快くサインしてくれた。

ふと見ると、PeterはドラマーのEric Valentineと雑談していた。「Excuse Me」と声を掛けると、Ericは立ち去ってしまったが、Peterと1対1で話すことができた。Peterにサインをねだると、まさかの書き損じ。ごまかすために、雲や波や船を絵を描き始めてしまい、最新アルバムの方には肝心のサインをもらい損ねてしまった。実は、最新ベスト盤も持参していたので、こちらには首尾よくautographをもらうことができた。

終バスの時間の関係で、ベーシストのNate Phillipsとドラマーのサインをもらうのは断念して、家路に就いた。HMV Online様、素敵な夜をありがとう‼

Peter White @Cotton Club, May8,2013
  1. Promenade from "Promenade" 1993
  2. Mister Magic from "Playin' Favorites" 2006
  3. What Does It Take (To Win Your Love) from "Playin' Favorites" 2006
  4. Autumn Day from "Perfect Moment" 1998
  5. Here We Go from "Here We Go" 2012
  6. Swept Away from "Confidential" 2004
  7. Bright from "Good Day" 2009
  8. The Look of Love from "Playin' Favorites" 2006
  9. Lullaby from "Caravan of Dreams" 1996
  10. Caravan of Dreams from "Caravan of Dreams" 1996
  11. Girl in the Red Dress from Gregg Karukas' "Looking Up" 2005
  12. Costa Rica from "Here We Go" 2012
  13. Bueno Funk from "Glow" 2001
  14. San Diego from "Perfect Moment" 1998
  15. Bullseye from "Glow" 2001
  16. Millennium Swing from Michael Paulo's "Midnight Passion" 1999

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SunHero gives special hearty thanks to:
HMVジャパン

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