HMV Onlineが輸入CD3枚以上で最大30%offのキャンペーンを行った際に、しばらく疎遠になっていたDavid BenoitのCDなどと一緒に、Peter Whiteの2012年の新譜を購入したのが、そもそもの始まりだった。Peter WhiteのCDが同時開催中の別キャンペーンの対象にもなっていたことは、HMV Onlineから招待状が届いて、初めて知った。
正確には、5月中にCotton Clubで開催されるライブなら、何れかワン・ステージのミュージック・チャージが2名までタダになる招待状だった。当然行くなら、5/8-10のPeter Whiteだ。どの日も平日なので、1st showは18:30、2nd showは21:00スタートだった。友人・知人に声を掛けたが、1stじゃ早過ぎるし、2ndじゃ帰りが遅くなり過ぎるということで、結局独りで行くことになった。
5/10は映画祭とかち合ってしまったため、初日の5/8にした。この際だからと奮発して、二公演とも観ることにした。招待状は2nd showで利用することにして、1st showはミュージック・チャージ込のディナー・プランにした。谷村有美の時には断念した肉料理のコースだった。前菜2皿に、メインが牛ヒレ・ステーキ、そして、デザートという内容だ。
KITTE経由だと、1階入口脇にある出演者の看板の前は通らない。うっかり2階へ直行しそうになったが、一旦外へ出て、しっかり写メを撮った。露出調節に手こずってしまったため、Cotton Clubに着いたのは17:15頃だった。当然のことだが開場済で、受付には誰も並んでいなかった。名前を告げて予約内容を確認すると、2nd showもなるべく早い番号で案内しますと言ってくれた。実際、1st showの受付番号は「8」だったが、2nd showはナント「1」だった。
客席エリアに入ると、既に最前列の中央2テーブルには男女ペアが座っていた。間近で見るのは2nd showの楽しみとして、1列後の6人掛けテーブルの一角に陣取った。相席になったのはOL4人組だったが、場馴れしている感じで、目障り・耳障りなことは一切なかった。
料理も飲み物も割と段取り良く提供されて、開演前までに全部済んでしまいそうなペースだったが、唯一デザートだけが開演後になってしまった。写メが撮れなかっただけでなく、どんな盛り付けだったのか、見て楽しむことができなかったのは、とても残念だった。。
18:05頃、場内が暗くなると、バンド・メンバーがスタッフに誘導されて、ステージに現れた。オープニングを飾ったのは、Peter Whiteがソロ・アーティストとして世に出るきっかけになった”Promenade”だった。SunHero的にも、Basiaのコンサートで初めて耳にして、即座に魅了されてしまった想い出の曲だ。
アンコールなんて野暮な演出はせず、約70分のショーに目一杯の曲を詰め込んでくれた感じだ。サックスのMichael Pauloと一緒にステップを踏んだりして、陽気なイギリス紳士振りも楽しかったし、ライブの締め括りはナントMichaelの曲だった。”Also Sprach Zarathustra”(ツァラトゥストラはかく語りき)をモチーフにした曲で、Michaelは客席の中へどんどん入って行って、サックスを吹き捲った。
2nd showでは最前列中央下手寄りのテーブルに陣取った。そこは目の前を演奏者たちがステージに上がる登り口になっているからだ。中央上手寄り(=隣)のテーブルの客がCDブックレットをズラリと並べていたので、SunHeroもサイン会用に持参したCDをテーブルに置いた。
Peterは次曲の紹介の際に、収録アルバムのブックレットを指さして、持参した客から手渡されると、おどけた表情で客にアピールしていた。その客が最新アルバムだけ持って来なかったおかげで、SunHeroが持参したCDにも度々出番が回ってきた。
1st showの時は客席内でサイン会を行っていたようだが、2nd showで少しでも良い席を確保したいという思いから、まずは1st showの会計をサッサと済ませてしまおうと出てしまったが、2nd show後のサイン会は会計カウンターの隣の物販コーナーで行われた。というか、そこで客やメンバー同士で雑談していた。
SunHeroが会計を済ませた時、Peter Whiteの周りには別の客が居たので、キーボードのGregg Karukasと雑談していたMichael Pauloに話し掛けてみた。実はPeterをBasiaのコンサートで見るよりも前、ジャズ・ピアニストのDavid Benoitのライブに同行していた彼の演奏を聞いていたからだ。彼もそれが初訪日だったので、当時を思い出しながら、SunHeroのタドタドしい英語に熱心に耳を傾けてくれた。恐る恐るPeter WhiteのCDを手渡すと、二人とも快くサインしてくれた。
ふと見ると、PeterはドラマーのEric Valentineと雑談していた。「Excuse Me」と声を掛けると、Ericは立ち去ってしまったが、Peterと1対1で話すことができた。Peterにサインをねだると、まさかの書き損じ。ごまかすために、雲や波や船を絵を描き始めてしまい、最新アルバムの方には肝心のサインをもらい損ねてしまった。実は、最新ベスト盤も持参していたので、こちらには首尾よくautographをもらうことができた。
終バスの時間の関係で、ベーシストのNate Phillipsとドラマーのサインをもらうのは断念して、家路に就いた。HMV Online様、素敵な夜をありがとう‼
Peter White @Cotton Club, May8,2013
- Promenade from "Promenade" 1993
- Mister Magic from "Playin' Favorites" 2006
- What Does It Take (To Win Your Love) from "Playin' Favorites" 2006
- Autumn Day from "Perfect Moment" 1998
- Here We Go from "Here We Go" 2012
- Swept Away from "Confidential" 2004
- Bright from "Good Day" 2009
- The Look of Love from "Playin' Favorites" 2006
- Lullaby from "Caravan of Dreams" 1996
- Caravan of Dreams from "Caravan of Dreams" 1996
- Girl in the Red Dress from Gregg Karukas' "Looking Up" 2005
- Costa Rica from "Here We Go" 2012
- Bueno Funk from "Glow" 2001
- San Diego from "Perfect Moment" 1998
- Bullseye from "Glow" 2001
- Millennium Swing from Michael Paulo's "Midnight Passion" 1999






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