(History of the) Eagles over the Pacific

海外通販で初めて関税を徴収された。ヤマト運輸の配達員が「着払いのようです」と見せてくれた請求伝票には、upsの文字があって、関税100円と消費税100円、そして、収受金合計200円と印字されていた。たまたま財布に小銭があった(←見栄っ張り?)ので、配達員をさほど待たせることもなく、百円玉を2枚渡した。間髪を入れずに「ダンボールの表面が滑りやすいので、しっかり持って下さい」と渡された箱は、両手で抱えても滑った。年の功より足の甲と言うべきか(←ココ、笑う所ですよ)、落し掛けた箱をトッサに受け止めたのは自分の足だった。

一体何が届いたのかと言えば、今やその名に恥じないアメリカを代表するロック・バンド=EaglesのBlu-ray Box Setだ。“History of the Eagles”に関しては実に沢山の仕様があるが、SunHeroが関税まで払って入手したのは、その中でも究極のパッケージと言える「Super Deluxe Limited Edition Box Set」だ。ジャケットと同じ絵柄があしらわれたTシャツが付く物が最高価格だが、Eagles Storeには他に気に入ったデザインのTシャツがあったので、ワン・ランク下げた。それでも販売価格は$225.00だ。

残念ながらアベノミックスのせいで急速な円安になってしまったおかげで、クレジット・カード決済時の為替レートは約96円。送料だけでも$60.66なので、注文前に「何週間掛かってもいいから船便にしてくれ」と依頼したが、「商品の性格上、航空便でしか送れない」ということだったので、ツアー・グッズも数点、一緒に注文した。それでも送料は一緒だったからだ。バカ買いの総額は、$356.66になってしまった。仮に昨年末にでも注文していたら、$1.00≒¥80くらいだろうか?被害額(為替差損)は6,000円近くにまで及んでしまった。

否、そんなことは問題の本質ではない。このトピックのために久々にEagles Storeを訪れて、初めて気付いたのだが、Blu-ray DiscにもRegion Codeがあって、「Please note, this product includes Region A Blu-Ray discs, which may not be playable outside the US and Canada」と言う一文があった。商品概要(「Overview」と表記されている箇所)の枠内をスクロールして行くと、最下段に記載されている。大枚叩いて買ったのに、視聴不能だったら、大バカ買いだ!

否、仮に再生できたとしても、日本語字幕が付いている可能性は極めて低いと思われる。インタビューがメインの代物だけに、もはや救いようのない無駄遣いだ。愚か過ぎて、涙も出ない。冷静に振り返ってみると、SunHeroはDie-Hardなイーグルス・ファンではなかったはずだ。一体何がそうさせたのか?今回の教訓は、さしずめ「勇み足の買物」と言ったところだろうか?SunHeroの頭の中では、「あの曲」(←Guess what?)のイントロがエンドレスで再生されている。

<追記>
因みに、トピック・タイトルは、Paul McCartneyが1970年代に発表したLP3枚組のライブ盤“Wings Over America”のもじりです。あんまりにも悔しいので、ちょっと格好付けてみました。最近、そのツアーの映像商品が話題になっているようですね。

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