そんな追い風の中、日本の芸能プロダクションと契約して、日本進出に本腰を入れるようだ。その第一弾イベントとして開催されたのが「LIVE SHOW」。韓国では「ファン・ミーティング」と呼ばれる類のイベントだ。韓国だと大規模なものでも数百人程度らしいので、キャパ二千人のホールで大丈夫なのか?と思っていたら、二階までほぼ満席の盛況振り。韓国の女優としては、既にチェ・ジウを超えた人気を博しているようだ。
ハン・ヒョジュは高校2年の夏休みに軽い気持ちでネット応募した「ミス・ピングレ選抜大会」(日本なら「ミス・にっこりさん・コンテスト」と言った感じか?)で優勝し、芸能界入り。高校卒業を機に、本格的に演技を勉強すべく上京(この場合は勿論「ソウル」のこと)。2005年に「マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ」でスクリーン・デビューし、翌年には「春のワルツ」でヒロインに抜擢。「華麗なる遺産」で人気を決定付けたのは日本と同じですね。
SunHeroは多分日本で「春のワルツ」が放映される以前にハン・ヒョジュと出会っているはずなんだけど、韓流音楽のMVと言えば美人女優やイケメン俳優を起用するのがトレンドゆえ、数多居た美人さんの一人くらいにしか思ってませんでした。どういうことかと言えば、韓国ポップスの三人組“LOVEHOLiC”の"One Love"という曲のMVに出演していたのが、今にして思えば初見でした。ドラマ風のMVくらいにしか思っていなかったけれど、それもそのはず、「春のワルツ」のシーンを繋ぎ合わせていたという訳。
そのくらい韓流ドラマには興味が無かったから、ある日たまたま家族が「春のワルツ」を見ていた時、テレビから聞き覚えのある曲が流れてきて、青天のヘキレキのように驚いたのを、今でもハッキリ思い出します。こういう時に役立つのが、LOVEHOLiCの実質的なベスト・アルバムにして、ラスト・アルバムとなってしまった「Dramatic & Cinematic」。ハングルで書かれていた"One Love"の説明文は、多分日本語に訳すと「KBS『春のワルツ』挿入歌」ってことなんでしょう。
だからって、普通その程度の認識しかしていない女優のイベントに行くものかな?歌も歌うらしいという情報は得ていたものの、歌手デビューしていない以上、予習のしようもない。ましてや、チケット代は9,800円。実はa-ticketで冷やかし半分に残席情報を検索していて、うっかり購入確定のボタンをクリックしてしまった!?・・・・というのが、ウソのような本当の話なんです。一階11列目なんて席で、もっと後方席の熱烈なファンの皆様には、申し訳ない限りです。
12月に本イベントの模様をメインにしたDVDが出るそうなので、販促妨害にならないよう、詳細なレポートは控えますが、2部構成で(コンサートじゃないから当然)アンコール無しの2時間余りのショウでした。ピアノ演奏一曲とギター弾き語り一曲、その他に二曲ほど歌ってくれました。少女時代じゃなくて、KARAの曲を歌ったのは流石です。日本の韓流ブームをちゃんとリサーチしてましたね。台本は当然あったでしょうが、演技じゃない、素顔に近いハン・ヒョジュが見れたような気がしました。
2日後の「トンイ」のイベントに一緒に登壇するため、ペ・スビンも来日していたのを知っていれば、「やっぱり!」程度の驚きだったでしょうが、彼がサプライズ・ゲストで登場した時の喝采が最も凄まじく、ハン・ヒョジュも私の時より拍手が大きいと少し拗ねていました。その時の不満そうな表情が一番可愛かったです。
何となく来年日本公開予定の映画「ただあなただけ」(仮題)、見に行ってしまいそう!・・・・というわけで、全然レポートになっていませんでしたね。悪しからず。(爆)
<追記>
渋谷公会堂?それって昔の名称では?そう思われた方も多いと思いますが、チケットにもハッキリと明記されています。サントリーが契約満了を以ってスポンサーを降りることになったため、今月から「昔の名前」に戻ったんだそうです。
この曲、とっても気に入っていますが、CDになっているのでしょうか?ご存知の方、情報をお寄せ下さい。


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