谷村有美~丸の内で逢いましょう 1st Show @Cotton Club, July 17, 2011

コットンクラブのエントランスにてどちらか1日だけ2ステージ共観賞すると宣言しておきながら、結局2日めの1stステージだけ観に行きました。実際のところ、当初は7/16の2ステージを予約したのですが、7月に入ってから各ステージのテーマとゲストが発表になったのを受けて、直前にダメ元で予約を変更したのです。

敢えてファンクラブ先行予約を蹴って、会場であるコットンクラブの一般予約まで待って、電話予約したからこそ、臨機応変に対応できたという訳です。

その間、ファンクラブ=Faithを運営するオフステーションから、最初はハガキで、公演直前には封書で、公演案内が送られて来ました。ファンクラブ経由で予約した場合の特典には後ろ髪を引かれる思いでしたが、やはり体力的な問題と経済的な事情からキャンセルも視野に入れた予約方法を選択すべきと判断した次第です。

それにしても、ファンクラブの予約特典って、一体どんなものだったのでしょうか?ホントSunHeroは諦めが悪いですね。


谷村有美-丸の内で逢いましょう-開催概要

   7月16日(土) 1st(open 16:00 start 17:00)
     テーマ:「友情」編 スペシャルゲスト: KAN
   7月16日(土) 2nd(open 18:30 start 19:30)
     テーマ:「愛情」編 スペシャルゲスト: KAN
   7月17日(日) 1st(open 16:00 start 17:00)
     テーマ:「Family=家族・絆」編 極秘ゲスト: 原田泳幸
   7月17日(日) 2nd(open 18:30 start 19:30)
     テーマ:「オール・リクエスト・スペシャル」
   以上、谷村有美BLOG(digi-yumi)より抜粋


つまり、SunHeroは「夫婦共演」一本に的を絞りました。というか、前日も客席からご家族で観賞されていたようですね。当然ながら、17日の1stステージでは旦那様は客席からステージへ。その間、息子さんはお婆様、つまり、有美さんのお母様が面倒を見ていらしたようで。

それにしても、ピアノとドラムだけというステージは、ジャズクラブとして見ても、シンプル過ぎる感じでした。息子さんがベースでもやれば、将来的にはファミリー・ジャズ・トリオとしての公演もアリかなと思いますが、ご自宅にはピアノ一台とドラムセット2組があるそうで。

普段から夫婦でセッションしてるんでしょうね。それがそのままコットンクラブのステージで再現されたような印象でした。奥様が緩急のある演奏をしても、旦那様はきっちりリズムを刻み、一応ツジツマが合ってしまうのは、そういうことなんじゃないでしょうか。さながら、楽器を介して、奥様が旦那様にジャレ付いているようなもの。ご馳走様でした。

それにしても、リクエストメールならぬ質問メールをきっかけに、旦那様の挨拶の場が設けられたら、愚痴交じりの共演裏話。やや不満気な口調に二人はいきなり(笑)夫婦喧嘩?!とヒヤっとさせられましたが、実は公の場で共演したがっていたのは旦那様の方だったんですね。意外でした。


谷村有美~丸の内で逢いましょう
1st Show @Cotton Club, July 17, 2011

    1. 笑顔
      (リクエストメール紹介というか初日の御礼報告)
    2. 生まれかわる気持ち
    3. 恋に落ちた
      (スペシャル・ゲスト=原田泳幸登場!)
    4. あなたに出逢えて
      (原田泳幸さんへの質問メール~夫婦共演実現までの経緯)
    5. A・RA・WA
    6. 好きこそものの上手なれ~ドラム・ソロ by 原田泳幸
      (CEO 兼 会長 兼 社長 退場)
    7. FEEL ME
     [encore]
      (感謝の言葉~ピアノの調律の話~震災と家族の絆)
    8. ありがとう


予想通りのというか、予定通り70分ちょいのライブでしたが、特に夫婦共演の部分の選曲がナカナカでしたね。「あなたに出逢えて」はご主人のリクエストだったそうですが、渋いブラシ捌きは有美さんのピアノに掻き消されがちでした。スティックに持ち替えてからのドラミングは、嵐を呼びそうな(?)カッコ良さ。ハッキリ言って奥様のピアノより安心して聞けました。

ところで、今年は「おでかけツアー」の代りが今回のコットンクラブだった訳だけど、「クリコン」はどうなるんでしょうか?加藤みちあきさんをリーダーに、バンド・メンバー全員参加のギャグ・コント、久しぶりに見たいなぁ~。

----以下、余談----

さて、初めて訪れたコットンクラブ、ブルーノート・ジャパンの系列店だけあって、そつの無いサービスでした。行き届いていたかといえば、答えはNOですが。例えば、退席時に会計カウンターまで持っていくのは、受付時に渡された番号札だけでいいのか、それをセットした席番号のケースごとなのか、物凄く迷いました。結局、どちらでも大丈夫だったようですが、中にはテーブルに置き去りにした客もいて、一番肝心なことだろ?受付時にちゃんと説明しろよ!って思いましたよ。

ブルーノートではせいぜい注文しても、フレンチポテトやチキンの唐揚げ等、酒のつまみになるような料理だけだったので、今回強制だったとはいえ、初めてそれなりの料理を戴きました。量も味もナカナカでした。少なくとも、Billboard Liveのような露骨に作り置きしてありました感はありませんでした。

1st Showは16時開場、17時開演だったので、コース・ディナーには早すぎるし、スイーツ・メニューにしたら、終演後に改めて夕食ってチグハグな感じだし・・・・というわけで、間を取って「オードブル4品+パン」にしました。

当日は実は朝食が11時頃、昼食が13時頃で、16時10分頃には席に案内され、16時25分頃に飲み物が来て、16時30分頃に料理が来て・・・・空腹感ゼロだったので、あれで料理が不味かったら、食い切れなかったことでしょう。

一番美味しかったのはパン!バスケットに入ったバケットが3切れ。すっかり冷めていたけど、モチモチ感があって、割とちぎり易かった。冷めてしまうと硬くなってちぎり辛いサンマルクのバケットより美味しかったかも!?

パンと言えば、3切れめをちぎる際、勢い余ってナイフを落としてしまったのはSunHeroです。なかなか素敵な音色を奏でてくれました(笑)。通りかかった係員がすぐに拾ってくれましたが、代りのナイフは持って来てくれませんでした。

ついでに言うなら、席に案内されたときに置いて行った当日のメニュー、飲み物を注文する際に、料理はご予約でしたねと言って、持って行ってしまいました。あのメニュー、サッサとバッグにしまってしまえば、もっと詳細なレポートが出来たのに・・・・ウカツでした。

確か出演者に因んだカクテルが2種類あって、「TONIGHT」と「FEEL ME」だったかな?二杯目はそのどちらかにしようと思っていたのに、早々にメニューを持って行かれてしまってはねぇ。基本はレストランなんだから、追加オーダーで売り上げを伸ばす努力をするのが普通でしょ?

せっかくのビジネス・チャンスを客から奪ってしまうなんてアホだよ。ブルーノートの時は、空のグラスを下げる際にさりげなく、飲み物のメニューをお持ちしましょうか?って一言があったけどね。

まあ、SunHero的には音楽を聞くのが目的で、出来れば飲み物も頼みたくないというのが基本姿勢だから、そんなオーラみたいなものが満ち溢れていたのかも?SunHeroはいくつになってもああいう所は苦手です。

よっぽど凄い出演者でない限り、二度と訪れることは無いでしょう。再び訪れても、料理を注文することは無いでしょう。今宵はどうもご馳走様でした。

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック
エンターテインメントランキング
エンターテインメントランキング
人気ブログランキングでフォロー

©Entertainment Weblodge SunHero
All rights reserved (except where noted)