後半の幕開けは畠山美由紀の「芸能生活15周年真夏の教会 "LIVE CHRONICLE"」。2002年からほぼ毎年開催されている"Live Fragile"の夏バージョンと言った感じでしょうか?芸能生活15周年なんて演歌歌手みたいですが、Double Famousを振り出しに、LITTLE CREATURES等へ客演やPort of Notesとしての活動と並行して、遅ればせのソロデビュー。多彩な音楽活動の割には地味目な存在には、こういう渋い言い回しもアリかな?
会場となったキリスト品川教会グローリアチャペルは、劇場としての設備の整った礼拝堂でした。両サイドの追加席が折り畳み椅子なのはよくあることですが、常設の座席が礼拝堂ならではの長椅子なので、ちょっと窮屈そうな印象でした。私はサイド席だったので、実際の座り心地は分かりません。ただ、前の長椅子との間隔が狭いので、既に座っている人の前が非常に通り辛いように見えました。
せっかくの設備も真夏の夕方早めの開演のため、堂内の照明を全て消しても、両壁の半透明のガラス越しに、外の明かりが内部を薄明るく照らすので、特に照明はやり難かったんじゃないでしょうか?でも、磨りガラスの壁が淡いグレーから、淡いけど深みのある青へ、徐々に緑がかって、終演頃には深い緑へ変わっていく様は、礼拝堂という場所柄もあってか、何か神秘的な感じがしました。
最寄駅は品川ってことですが、JR線に沿って八ツ山橋方向へ南下。その八ツ山橋の袂、国道15号から分かれた都道137号八ツ山通り(通称:ソニー通り)が五反田方向へ大きくカーブしたところ、御殿山の一角にあるので、徒歩8分くらい。でも、出掛ける前にルート検索をしたら、大崎駅から歩け!ということだったので、そうしました。
大崎駅や周辺の変貌ぶりに、早速出るべき改札を間違えてしまい、東口のビル街に迷い込んでしまいました。NAVITIMEが示した道順が不自然だったので、遊歩道の下を見たら道路がありました。GPSを利用した道案内の限界ですね。でも、駅からチャペルまでは、やはりNAVITIMEが頼りになりますね。事前に調べていた経路より近道をガイドしてくれたので、10分強で着きました。
否、目の前にチャペルがあることに気付いたのは、隣の御殿山ガーデンのコンビニで腹ごしらえをして戻ってきてからでした。余りにもこじんまりとした外観や入口にチャペルだと思わなかったのです。思ったより早く着いたことが裏目に出て、開場前の会場入口には看板も何も案内が出ていなかったせいもありますね。戻ってきたら開場していて、三々五々観客が集まってきていて、次々に入場していたのです。私、間抜けでしたね。やっぱり疲れが溜っているんでしょうか?
さて、畠山美由紀さんの芸能生活15周年記念のライブも、終わってみれば来るPort of Notesのニューアルバムやコンサートツアーの告知の場となっていました。美由紀さんの公式モバイルサイトでは、Port of Notesのコンサートチケットの先行予約を受け付けています。モバイルサイトにはPCからはアクセスできないので、公式PCサイトのQRコード(二次元バーコード)を利用してケータイで訪れて下さい。
今後のコンサート予定ですが、9月は一転男性ボーカル・シリーズになります。青春プレイバックのような連中のライブです。8月の疲れが抜けないうちに行くのがALICE。前にも書いたように28年前のリベンジ。
次が最近相性の悪い東京国際フォーラムでCHICAGO。一体全てのアルバムを番号順に把握しているものはいるのだろうか?(笑) 最近Chicago 22として出るはずだったアルバムがChicago 32としてリリースされましたが、Chicago 30の時のような高揚感も沸かずスルーしてしまいました。予習しておいた方がいいのかなぁ?
芸術の秋は今のところ村治佳織しか決まっていません。できれば倉木麻衣のライブにはもう一度行きたいですね。10月下旬の武道館(ハロウィーンパーティ?)が狙い目かなと思うのですが、11月にはアジアツアーを行い、その後12月に東名阪の凱旋公演で2009年のツアー納めとなるようです。
でも、千秋楽の東京公演が東京国際フォーラム(12/21)なんですよね。何で締めが武道館じゃなくてフォーラムなの?普通、逆でしょ?日程が谷村有美のクリコン(12/23)と重ならないのが、諦めきれない原因です。主体性ゼロですね、σ(-_-;)
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