J-WAVE LIVE 2000+6 (8/20のみ)~トリは何と!くるり

ホームページを始めて間もない6年前の夏を思い出して、第一回と同様にアーティストごとにレポートしてみましたが、いかがだったでしょうか?ダラダラと長くて退屈なライブ・レポートだったかもしれません。でも、書きたいことは全部書かないと気が済まないのがSunHeroの性分ゆえ、ご了承下さい。

さて、今年のJ-WAVE LIVEの大トリを務めたのはくるりでした。どういう巡り会わせなのか、このイベントでくるりを見るのは3回目。私にとってはくるりだけが唯一3回とも遭遇したアーティストとなりました。

最初は3ピースでインディ・シーンから飛び出してきたばかりの威勢の良さが印象的なバンドでした。2回目には4ピースになって衣装も小奇麗になっていましたが、まだまだ青臭さが残っていました。今回はキーボードも加えた5ピースで登場し、もはや若さで全力疾走していた頃とは違い、抑制の効いた演奏は貫禄さえ漂わせていました。
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  <セットリスト>
 1.The Veranda
 2.ばらの花
 3.ロックンロール
 4.ナイトライダー
 5.Ring Ring Ring!
 6.ワンダーフォーゲル
 7.
 8.東京 (アンコール)

トリに相応しい力量・技量を身に付けていましたが、知名度・人気という観点からは無理があったかもしれません。元ちとせが終った頃から目立ち始めた空席が、くるりの演奏中でも容赦なく増えていきました。その多くは子連れ客。私の前の席も家族連れで、子供がむずがると片方の親が子供を連れて席を離れることがしばしばでした。彼らは三人の侍がステージを降りると、クルリとステージに背を向け、会場を後にしました。

子連れ客が多いのを見越しての出演順だとしたら、主催者の配慮には脱帽ですが、当のくるりには気の毒としか言いようがありません。トリの特権でアンコールに応えてくれましたが、果たしてファンでもないのに最後まで残ってアンコールを求めた観客がどのくらい居たのでしょうか?そういうことを抜きにしても、音楽に対する誠実な姿勢には感銘を受けました。丁度ベスト盤が出たところなので、そろそろくるりの音楽ときちんと対峙してみようかなと思いました。

J-WAVE LIVE 2000+6が終って、もう10日になります。やっとライブ・レポートが完結しました。最後までお付き合い下さった皆様、ありがとうございました。

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