
会場に着いたのは16時半頃。既に50~60人は並んでいたでしょうか?当日17時半から招待状を座席指定の入場券と引き換えるための列です。招待状1枚で2名まで入場できるため、私の前後は・・・・否、ほとんど皆アベックや友達同士で来ていて、40代のオッサンが一人スーツ着て混じっているのは凄く目立つ感じでした。
すると学生風の男性が近づいてきて、一緒に入場させてもらえないかとの申し出。その勇気あるというか、度胸ある行動に圧倒されてOKしました。引き換えたばかりのチケットを渡すと、その男性は私に「コレで何か飲んで下さい」と言って120円を差し出しました。そんだけかよぉ~と一瞬思ったものの、それが精一杯の誠意なんだろうなぁ~と思い直して受け取り、一旦別れました。
Zepp Tokyoはこれで3度目ですが、隣接する施設をまともに見学したことが無かったので、開場までの1時間をVenusFortやMegaWebを見て回って過ごしました。ついでに軽く腹ごしらえもと思ったのですが、McDonald'sもFirst Kitchenも混んでいて断念。仕方なくVenusFortのゲーセン内で缶ジュースを買って飲みました。彼からもらった小銭が役に立ったというわけです。
準備が追いついていなかったようで、開場も開演も予定より15~20分遅れでした。狭いロビーではドナルド・マクドナルドの着ぐるみが来場者に愛想を振り撒き、マックの制服に身を包んだ女性がポラロイド片手に記念撮影をしていました。ロビーにはちゃんと大きな募金箱も用意されていましたが、女性スタッフ数人が小さな募金箱を持って、寄付を募って歩き回っていました。モチロン、私も募金しましたよ(金額はヒミツ!)。
自分の席から最短エリアのコインロッカーに荷物を預けて客席へ向かうと、件の彼はもう座っていました。最初学生かな?と思っていたら、フリーターなんだそうです。彼のお目当てはシノラー=篠原ともえでした。流石にファンだけあって、ZuTTO結成の経緯など教えてもらいました。
そうこうするうちに日テレのADらしきスタッフが突然ステージに現れて、イベントの主旨、テレビ収録に関する注意とお願い、放送予定などを説明。しばらくして場内が暗転し、司会進行の赤坂泰彦が登場。ず~っと最初は篠原ともえと松本英子のユニットZuTTOだと思っていたら、アマチュア・ビッグ・バンドが登場。山野楽器主催のビッグ・バンド・ジャズ・コンテストで昨年・今年と2年連続都合4回の優勝を果たした国立音楽大学の“ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ”。プロ顔負けの演奏に終始圧倒されっ放しでした。
ここのOBには本田雅人や五十嵐一生といったプロの名前も!何という因縁なんでしょうか!本田雅人といえば、下積み時代に谷村有美バンドの初代サックス・プレーヤーだった人。帰宅後、家で“ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ”のことを調べていて、思わずほくそ笑んでしまいました。
続いて俄か同伴者のお目当て=ZuTTOがやっと登場!(笑)シノラーのテンションは相変わらずハイパーで、会場中を巻き込んでのタイトル・コール(放送時に使われたりして?)を扇動し、観客も少し肩の力が抜けた感じ。最初に彼女等のデビュー曲をやって、篠原、松本の順でそれぞれのソロが1曲ずつあって、最後はバリバリの新曲を初披露。見た目はアンバランスなコンビだけど、二人のハーモニーは絶品でした。
そして、我等が(?)谷村有美の登場です。今年で2回目のイベントだそうで、昨年は客席で見ていたんだとか・・・・スポンサー企業の社長夫人としてってわけか?(笑)バックはいつもより若干小編成ながらも、お馴染みの面々。ピアノもボーカルもそれなりに(笑)上達していますが、相変わらず歌詞は間違えます。他の出演者のファンが多数来場していても一切構わず、普段通りのマイペースな進行。見事な仕切り振りに姉御の貫禄を感じてしまいました。
このままいつものようなライブで終わってしまうのかと思ったら、3曲目では“ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ”の有志5人をステージに上げて、「好きこそものの上手なれ」を共演!CDだってシンセ・ブラス使ってたから、生ブラスをフィーチャーした演奏はとっても新鮮でした。
トリは昨年も出演したという石井竜也。セット・チェンジのたびにチャリティ・イベントであることを観客に思い出させてくれるビデオが流れるんだけど、今日の収益がこういうところで役に立つんだとハッキリわかるところが素晴らしい・・・・と思っていたら、彼も同じ趣旨のことを仰ってました。直前に大阪・吹田にできた一番新しい「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を訪れていて、彼の出番の前にはそのときのVTRが流されました。
一応プロ・アマを問わず、各自4曲ずつの予定でしたが、歌詞を間違えただの、2カメがイイ映像が撮れなかっただの・・・・と難癖(?)をつけて、「浪漫飛行」をもう一回やりました。確かにテレビ放送の際には拙いもんね。超有名曲だから、ファンでなくても歌詞知ってる人多いだろうし、そういう人たちの批判を買うだろうし、ショックを受けるファンもいるだろうし。その点、谷村有美は・・・・・・・・(爆)。とにかく、公開録画ならではの楽しいハプニングでした。
最後は全員で2005年世界こどもの日公式ソング“Stand Up For Love”を披露。元々は解散を発表したDestiny's Childの最新ベスト盤に収録されている曲で、スポンサー企業であるMcDonald'sの「世界こどもの日」HPで11/20までフル・バージョン試聴ができます。この曲に谷村有美が日本語歌詞を付け、共演者へのパート振りをして、さながら日本版ミニ“We Are The World”のような展開で演奏されました。どうして谷村にそんな大役が?・・・・だって、今やスポンサー企業の会長夫人ですからね!
終わってみれば、予定を大幅に超過して22時20分。ほぼ3時間のイベントでした。
ちなみに、放送は以下の通りでした。誰か録画した方、ダビングさせてもらえませんか?
★BS日テレ 11月18日(金)19時00分~20時00分
(再放送 11月20日(日)17時00分~18時00分)
●宮城テレビ 11月19日(土)10時30分~11時30分
●高知放送 11月23日(水・祝)16時00分~17時00分

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